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Ender-3用スライサー CURAだけじゃない!高精度スライサーPRUSAのメリット・デメリット

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今回はEnder-3用のスライサーの紹介をしていきたいと思います。

基本的なスライサーの仕組みはどこにでもあるのでそれについては省きます。

実はEnder-3用のスライサーは2種類あります。

多分ほとんどの人はCURAを使っているのではないでしょうか。

実はほかにも使えるスライサーがあってPRUSAからリリースされているPRUSA slicerです。

CURAの使い方はいくらでも探せば載っているのでそちらの説明は省きます。

PRUSA slicerのEnder-3での使い方は探す限り見つからないので次回説明を記事にしたいと思います。

今回はPRUSA slicerとCURAの比較、メリット・デメリットについて説明していきます。

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cura

メリット

詳細な設定ができる

設定項目がPRUSAより格段に多いです。かなり詳細な部分のパラメータまで設定できます。

情報が多い

Ender-3ユーザーのほとんどがCURAを使用しているのでトラブルシューティングからパラメータまで様々な情報が掲載されています。

デメリット

設定項目が多すぎる

設定項目が多いのはいいのですが逆に項目が多すぎて何が何かわかりにくいです。

起動が遅い

私のPC(XEON E3 ram32GB SSD)が遅いということもないのでおそらくソフトの仕様だと思うのですがPRUSAよりCURAは確実に遅いです

自分としてはSTLが出来上がったらとっととスライスして印刷したいので起動が遅いのは若干ストレスです。

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PRUSA

メリット

設定項目がわかりやすい

設定項目がさほど多くないが十分に設定できるレベルで単純なので分かりやすい。

なぜかきれいに造形できる

なぜかわからないですが若干CURAよりもきれいに造形できます。これに関してはいつか検証の記事を作ろうと思います。

具体的にはエクストルーダが止まる点?の出っ張りが減るのと直線の精度がなぜか高いです。

デメリット

サポート材がはがしにくい→剥がしやすくなりました

結構サポート材のパラメータの設定を頑張ってみたのですがはがしやすいサポート材が生成できませんでした。

今のところうまくいっていないのでうまくいったら報告させていただきます。

[追記]

サポート材のクリアランスを広めにするとうまく剥がれやすくなりました。これについてはまた記事にする予定です。

まとめ

使い分けるといいかも

自分はCuraはサポート材を使うときPRUSAはサポート材のない時と使い分けています。

PRUSAのスライサーはEnder-3ユーザーにはあまりなじみがないので知られていないですが使ってみると案外いいかもなので使ってみてください。

 

PRUSA slicerのダウンロードページはこちら